ペットの食事と仕事 豆知識

犬猫にとって「消化が良い食材、悪い食材」と健康の関係

クイズです!

健康な身体づくりのために食事は重要な役割を担いますが、食べ物に含まれる栄養素を身体に取り込む役割を果たしているのは、次のうちどれでしょう?

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A. 口
B. 胃
C. 膵臓(すい臓)
D. 小腸
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実は…どれも正解!

 

口、食道、胃、小腸、大腸は「消化管」と呼び、消化と吸収により食べ物から栄養素を取り入れる役割を担っています。

また、膵臓は消化器の付属器官の1つとして、消化酵素を含む膵液を腸管へ分泌します。

膵液は胆汁とともに胃酸を中和し、腸内環境の健全性にも重要です。

しかし、これらの重要な器官や臓器も不調をきたしたり、病気になったりすることがあります。

消化器の病気には、消化器病用の療法食を勧められることが一般的ですが、他にはどのようなポイントに気をつければ良いのでしょうか?

いくつか留意するポイントはありますが、本日はペットフーディストのテキストより1つ紹介します。

 

<ポイント>
「消化に良い食事」で消化管の仕事量を軽減し、回復を促す

食材の形状や大きさ、硬さ、食材の種類や栄養素の割合によって、食事の消化性は左右されます。

 

それでは、ここでもう一問クイズです。

次の食材を「消化が良い(早い)もの」「消化が悪い(遅い)もの」に分けてみましょう。

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牛肉、鶏胸肉、鶏ささみ、豚ばら、鯛、鱈、カレイ、ぶり、さんま白米、玄米、サツマイモ、ジャガイモ

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【答え】

<消化が良い(早い)食材>
鶏胸肉、鶏ささみ、鯛、鱈、カレイ、白米、ジャガイモ

<消化が悪い(遅い)食材>
牛肉、豚ばら、ぶり、さんま、玄米、サツマイモ

 

 

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