修了生の声
ブライトわんにゃんスクール代表
宮本あかりさん【8期生】
現在のお仕事、サービスの内容
犬・猫を育てるためのしつけを中心としたカウンセリングやトレーニングを、オンライン・出張の両方で行っています。最初のご相談内容は1つでも、ヒアリングしてみると他にもお悩みが色々出てくることがあり、幅広いアドバイスを行いたく「育て方のトレーナー(しつけ・お食事・お手入れなど)」としてサービスを展開しています。
ご相談のきっかけは、わんちゃんが「吠える」「お散歩での困りごと」などが多いです。当サービスでは、お悩みへのアドバイスやトレーニングを行うだけでなく、「講座の受講」もセットでご案内しています。犬や猫とのより良い生活のためには、アドバイスを聞いていただくだけよりも、そもそも飼い主さんに知識を付けていただく必要があると思うからです。講座では、私と飼い主さんの1対1で「講義を受ける⇒その後トレーニングする」というセットをいくつかこなしていただく内容をご用意しています。
トレーニングを行うのはは、私ではなく飼い主さん。だから私がいないと出来ない方法をご案内しても意味がないのでオンラインでも遜色なくレッスンができます。「オンラインで大丈夫なの?」と心配される方もいますが、私がお家に訪問することでわんちゃん達にとっていつもと違う環境になってしまうことや、飼い主さんがお話を聞くだけになったりすることがなく、むしろメリットがあります。飼い主さんが、トレーナーがいなくてもトレーニングができるかどうかが大事なんです。
お仕事のやりがい、苦労、課題など
やりがいは、「育て方のトレーナー」として広くアドバイスを行い、「色んな相談ができて安心できる」「出会えて良かった」「愛犬も家族も笑顔が増えた」などとおっしゃって頂けることです。犬や猫の「しつけ」「食事」「お手入れ」などは、それぞれのプロはいても総合的に相談できる人は少ないと思いますので、今後もそのスキルに磨きをかけたいと思います。
一方で課題は、飼い主さんにおいて、問題行動が大きくなるなど、困ってからでないとプロに頼らないことが多いことです。例えば動物先進国のスイスなら初めてわんちゃんを飼う人は講習を受ける決まりがあり、トレーニングを受けることも一般的です。一方、日本では、まだ『困りごとが出てきたからトレーニングを考える』ということが多い状況かと思います。困る前に、まずわんちゃんのことを勉強したいと思ってもらえるように変えていきたいと思っています。
ペットフーディスト養成講座 受講のきっかけ、知識の活かし方など
現在、開業して3年ですが、どんなことでも相談して頂けるようにと食事を学ぶことを決意。
今の仕事を始める前は、動物病院に勤務し、そこでしつけ教室やパピークラスを開いていました。ただ、食事のことを学ぶ機会が少なく、ずっと苦手分野に感じていたんです。
食事を学ぶにあたり、いろんな資格を調べ、その上でペットフーディスト養成講座を選んだ理由は、「薬膳という中医学に関わる知識を学べる点」。また私は、食事は正解がないものだと考えていますが、この講座の教材サンプルを見たところ「食事はこうあるべきだ、という決めつけで書かれていなかったこと」も決め手でした。
今後の目標や抱負
目標は、「飼い主さんが愛犬・愛猫に対して行うことに、自信を持ってもらうこと」です。
飼い主さんの中には、犬と猫に関するネット情報に右往左往している方が多いように感じます。その結果、食事を与える際や日頃の接し方が、「これで大丈夫なのかな?」と不安を伴うものになり、犬や猫にもそれが伝わってしまいます。そうならないために必要なことは、「信頼できる人から信頼できる知識を吸収して、飼い主さんが自信を持つこと」だと私は考えます。勉強して確かな知識を得てほしい、と。
愛犬愛猫には、自分が安心と思えるものを与えて、ぜひ楽しく食事をしてほしい。おいしそうにいきいきと食べてくれている姿って、本当に活力をもらえますもんね。
また、「ドライフードだけ与えていれば良い」と考える方も多くいらっしゃいますが、様々な選択肢を押し付けすぎない形で伝えて、その子に合った食事の提案をしていきたいです。セミナーなども開催できたら嬉しく思います。
犬猫育てトレーナー宮本あかり
https://www.instagram.com/dogcatcounselor_akari/