ペットの食事と仕事 豆知識

『犬の薬膳』は、どんな飼い主さんへの提案に役立つの?

犬の薬膳はどんな飼い主さんへの提案に役立つの

薬膳は、西洋医学ではなく、中国の伝統医学「中医学」の考え方をもとに、食材で健康を整える方法です。
そして、人向けに長く使われてきた薬膳を犬向けにアレンジして取り入れる方法も最近広がりをみせつつあります。

薬膳の、通常の食事との「食べる目的」の違いはこちら。

通常の食事:栄養学にもとづき「健康維持のため」や「病気になった時の療法食」という目的
薬膳:中医学にもとづき気・血・津液のめぐりの滞りやバランスの崩れによって起こる「体質の改善」が目的

 

こんな飼い主様へのアドバイスにおすすめ

犬の薬膳は、愛犬に気になる体調や体質があり、かつ「薬を使って対応するばかりじゃない対応がしたい」「症状が深刻になる前に何かしておきたい」という飼い主さまにおすすめ。食事なので気軽に始めていただける点がメリットです。

例えば、「何をしていいかわからないけど気になる」こんな体調。

◎元気がなく疲れやすい
◎食欲不振
◎冷えやすい
◎肉球がひび割れる
◎いぼができやすい
◎うんちが固い
◎下痢や軟便になりやすい


もちろん、「今の食事の栄養バランスや量・質・タイミング」「病気の有無」「ストレス」「運動量」「生活環境」も含めて
原因として考えられることを確認した上で、それに合った対応を提案する必要があります。

そこに、「体質」とその対応策である「薬膳」も引き出しに持っておくとお客様からの満足度や信頼度が上がります。なぜなら、いずれも1つだけでは解決にいたらないけれど、複合的に対応することでより良い結果につながることが多いからです。

対応のための提案の幅は広く持っておくほどいいですよね。

 

犬の薬膳アドバイスの提案の流れ

アドバイスの流れはこちらです。

1 飼い主様に、愛犬の気になる体調をヒアリング

口頭でのヒアリングやチェックシートなどを使って、今気になる症状を確認します。

2 体質の傾向を確認
ヒアリングの結果から、気・血・津液のバランスのどこがどう崩れてどんな体質傾向がありそうかを確認します。

3 体質のサポート方法を提案
体質をサポートする「食材」や「ケア(運動・生活環境・マッサージなど)」を提案します。

この時、食材だけを提案するのではなく、手作り食をメインに与えている飼い主様ならその食材を使った手作り食レシピの提案、ペットフード派の方ならその食材を使ったトッピングやおやつの提案、市販品の提案と具体的な食事の提案ができるとベストです。

犬の薬膳アドバイスに必要な知識

薬膳アドバイスには<中医学観点>からの以下の知識を持っておくことが不可欠!

◎健康維持のための体の仕組み
◎体質の種類とその内容
◎各食材がもつ働きの種類と内容、体質への影響
◎薬膳レシピの組み立て方

これらは<西洋医学>でいう「生理学解剖学」「病気の知識」「栄養学」に該当するような知識であり、共通する点もありますが根本的に異なる考え方をたくさん含んでいるため、プロとしての視野がぐんと広がります。

 


ペットフーディスト養成講座では、犬の薬膳アドバイスに必要な知識をはじめ、犬と猫の適切な食事の知識(栄養学、手作り食、ペットフード選び、サプリメントなど)と、食事にまつわるトラブルについて原因・対処法・アドバイス方法・ケーススタディを幅広く学べます。


 

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