ペットの食事と仕事 豆知識

あるホームセンターのペットフードバイヤーから聞いた話。
幅広い品ぞろえの中、売上が突出して高いフードはなく、有名ブランドも無名の新商品も意外と横並びとのこと。新商品を試す人が多いということは、より愛犬愛猫に適したもの、より自分が納得できるものを探し続けている人が多いということなのかもしれません。
実は、犬猫飼い主さんの「ペットフードに関するお悩み」の上位に「種類が多すぎて選べない」というものがあります。つまり「だから、ずっと迷っている」ともいえるので、ホームセンターのお話も納得です。
そんなお客様から「おすすめのフードありますか?」と聞かれたら、どんな風にお答えしていますか。
おすすめのフードをたずねるお客様の気持ち
こんな質問をされる方は、
・愛犬愛猫の健康や食べっぷりに問題がない
・でも、今使っているフードのままでいいのか気になっている
という方が多いことと思います。つまり探すポイントを持っていなかったり、ポイントを決め切れていないので、探すのに疲れるんです。自分が納得できる新たな提案の切り口をもらえると嬉しいお客様です。
提案のポイント
健康や食いつきに問題がない犬や猫の場合、例えばにこんな特徴がある「推しブランド」をいくつか持っておくと良いと思います。
<一例>
・【食いつきの良さに定評がある】…食べてくれるかどうかはいったん考えなくてよい
・【バリエーションが豊富(※)】…その子に合ったものを見つけやすい
(※内容量/粒の大きさ/味/対象ライフステージ/ドライ・ウエットなどの製法タイプ など)
・【飼い主にとって使いやすい(※)】…与える際のストレスが少ない
(※心地よい香り、与える際に扱いやすい物性、一定期間で使いきれる量など)
など
上記以外では、「原材料」「成分値」「メーカーの姿勢」などにおいても◎なポイントを説明できれば、実はそこが重要だったというお客様への説得力が増します。
<一例>
・他のフードと比べて、たんぱく質、脂肪の値が平均的…体重管理がしやすい
・他のフードと比べて、給与量が少ない…食べ残しを防ぎやすい
・他のフードと比べて、原材料の安全性・品質が高い根拠がある…消化吸収の良さが期待できる
・メーカー様の問い合わせ体制が良い(コールセンターのスタッフが知識豊富など)…何かあった時にも安心
など
さらに「実は愛犬愛猫でちょっと気になっている点」などを確認してその点をサポートできる栄養上の特徴をそなえたフードに提案を絞ることも可能です。
ペットフードを比較できると、説得力が高まる
ペットフードは、メーカーのマーケティング策の違いによって、アピールポイントが異なります。
例えば、Aという成分の100gあたり含有量が同じ2つの商品があった場合、一方は「Aが入っているのでシニア期におすすめ」と書いてあり、もう一方はその成分には触れていないというケース、ありますよね。
飼い主様にとって選びやすい状態を作るのがプロのお仕事。「横並びで比較したときの違い」をお伝えできるように、成分・原材料の知識を持っておくと便利です。
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<カリキュラム例>
・栄養学
・消化吸収の仕組み
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