ペットの食事と仕事 豆知識

ペットフーディスト養成講座では、【食事関連の主なトラブル】というカリキュラムで、
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◎下痢 ◎便秘 ◎嘔吐 ◎ごはんを食べない
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など、【犬や猫の食事が関わる、病気ではないトラブル】のアドバイスを学びます。
「下痢や嘔吐って病気じゃないの?」と思うかもしれませんが、これらは実にさまざまな原因があり、【病気が原因の場合】と【病気以外が原因の場合】とがあるんです。
例)下痢の「病気以外が原因の場合」のアドバイス
下痢が気になるパートナーのご相談を受けたとき、原因が病気か否かをまず確認します。動物病院で診断を受けていない場合は、例えば以下のような症状があればまず受診をおすすめし、アドバイスはしません。
<受診をすすめる症状(一例)>
■1日の排便回数がいつもよりかなり多い(4~8回)
■便の臭いがいつもと違う(腐敗臭、酸臭)
■便が常に細い、またはひらたい
など
病院を受診済などで、「病気ではない」とわかっている場合は、下痢の原因には例えばこんなものがあります。
■ストレス(緊張、興奮、環境の変化など)による消化不良
■与える量が過剰
■食物繊維が過剰
など
飼い主様に、食事の内容や生活環境などをヒアリングし、原因にあてはまるようなことがないか確認した上で、原因に応じて対応策をアドバイスします。当講座ではこれらについて詳しく学べます。
病気のペットへは「獣医師の診断と方針なしに食事アドバイスしない」が基本
ペットフーディストは「犬と猫の食事の専門家」。
ただし!
「愛犬が●●●(病名)です。食事の内容はどうしたらいいですか?」というご質問には、まず獣医師からの食事についての方針がどうなっているかヒアリングし、それに沿うことが必須です。
なぜなら、
◎獣医師は『病気のプロ』
◎ペットフーディストは『食事から健康維持をアドバイスするプロ』
であり、病気の内容や診断に関しては獣医師の仕事なので獣医師の判断がない食事アドバイスや、その判断を覆すようなアドバイスはしないのが基本です。ただし、健康に役立つ食事や生活の提案をするために病気の基礎知識は学んでおく必要があります。
当講座で学べる「療法食の知識」はその1つ。病気のパートナーには、獣医師の方針をふまえて「健康維持に役立つこと、体質に合ったものを見つけるお手伝いをさせていただく」という姿勢で、提案していきましょう。
ペットフーディスト養成講座では、以下のカリキュラムで上記の知識を身に着けることができます。
・栄養学
・消化吸収の仕組み
・ペットフード
・カウンセリング基礎
・食事関連のトラブル
【ペットフーディスト養成講座】
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