ペットの食事と仕事 豆知識

犬と猫への正しいサプリメント選びと使い方って?

犬と猫のサプリメント、正しくえらぶ基礎知識
愛犬愛猫にサプリメントを与えるオーナー(飼い主)は年々増えています。
利用目的は、「シニア期のトラブル予防」「手づくりごはんの栄養調整」「気になる体質のサポート」などいろいろありますね。

ただ、サプリメントは「本当に効果があるの?」「どれを選んだらいいの?」など、わからないことが多いと感じる人が多い商品であるのも事実。だからこそ、プロの目線から適切なアドバイスができるといいですよね。

ペットフーディスト養成講座のテキストから、動物に与えるサプリメントの基礎知識を一部ご紹介します。


サプリメントの利用目的

サプリメント日本における動物用のサプリメントは、「ペットフード安全法」の規制対象に含まれ、「ペットフード」として扱われます。

サプリメントは人用も動物用も、法律上食品として扱われますが、「サプリメントとはどういうものか」という法的な定義はありません。一般的には「通常の食事にプラスすることで健康維持もしくは予防、あるいは治療補助に役立つもの」とされています。

ここ数十年でペットフードは非常に改善が進んだため、サプリメントで栄養補助を行う必要性は低くなってきているかもしれません。ただ、獣医療の発達(特に感染症の減少)によって犬や猫の平均寿命が延び、それに伴い増えている「介護問題」に対して、サプリメントが役立ちます。例えば、長生きはしていてもシニア期を寝たきりで過ごすケースが増えていますが、それを防ぐ手立ての1つがサプリメントです。

 

サプリメントの使い方

外でご飯を食べる犬

サプリメントは、食事を補助するものです。ただ使い方を間違えると、意味のないものになる可能性もあります。適切に使用するための注意点を一部ご紹介します。


■「バランスのとれた食事」を基本とする
サプリメントを与える際に最も重要な考え方が「通常の食事に足りない栄養素を補う」ということです。食事の質が低い場合は、サプリメントを加える前にまず食事を改善することが大切です。人も動物も、健やかに暮らすためには毎日の食事がベースとなります。できる範囲で構いませんので、バランスのとれた食事を与え、その上で不足している栄養素をサプリメントで補いましょう。


■過剰摂取は禁物
サプリメントを与える際に最も気を付けるべきことは、「与えすぎないこと」です。食品でもサプリメントでも、過剰摂取は禁物です。サプリメントは副作用が問題になることがありますが、ほとんどの場合が過剰摂取によるものです。特に、バランスの取れた総合栄養食のペットフードを毎日与えている場合は、過剰摂取になる場合があります。商品に記載された目安量を確認して使いましょう。

 

■サプリメントだけで解決しようとしない
目的が病気予防・治療補助のいずれの場合でも、ホリスティック(全体的)な視点でパートナーと向き合い、サプリメントを活用しましょう。サプリメントの機能だけに頼ったり、症状を打ち消すだけの目的で使い続けると、問題が悪化する場合があります。常に、食事以外の健康管理(運動・環境・ストレスケアなど)にも目をむけることを忘れないでください。


健康寿命が長くなるということは、介護期間が短くなるということでもあります。
サプリメントの意義は、動物にとっては「病気予防・治療を含めた健康維持・増進に寄与すること」ですが、オーナーにとっては「看病や介護にかかる負担を減らすこと」でもあります。適切な食事とそれを補助するサプリメント。適切に選んで、一日でも長い健康寿命を目指したいですね。

さらに詳しくは、ペットフーディスト養成講座で学べます。


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