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2021年08月08日(日)

学生さんへ

犬や猫の少食。その理由は「食べない」の?それとも??

学生の皆さん、こんにちは。

本コーナーでは、ペット業界を目指す学生さんに特化したおすすめ情報を、ペット系専門学校卒業の日笠がお届けします。

 

パートナー(愛犬愛猫)の少食。理由は「食べない」のか?「食べられない」のか?

暑い日が続くと、「ごはんを食べない」「ごはんを残す」というお悩みをよく聞くようになります。
一年中食が細いパートナーもいますが、「暑い時期になると食欲が落ちる」というパートナーも。

病気の影響で「食べたくても食べられない」パートナーもいますが、実はオーナー(飼い主)が原因を作っているケースも多々あります。
病気で食べられない場合は、獣医師と連携して治療を進めながら食事でできることを考えますが、オーナーが原因を作っているケースにはどのように対応すれば良いのでしょうか?

 

【ポイント】原因を知ることが大切

「食べない原因」をオーナーが作っている場合

<具体的な原因例>

『今、お腹がすいていない』につながるもの
———————–
◎フードの給与過剰
◎おやつの与えすぎ
◎食事やおやつの時間が不規則
◎生活全体が不規則
◎運動不足
◎急な環境変化
◎不適切な環境温度管理(気温、湿度が高い)
◎水分不足


『食べたくないフードである』につながるもの
———————–
◎消化に悪い食べもの(乾燥して硬い食べものなど)
◎嗜好性が悪い食事
◎短期間での食事の変更

また上記以外にも、氷や犬猫用のアイスクリーム、氷入りの冷たい水など、夏ならではの「良かれ」と思って行っている行動が、胃腸を冷やし、胃腸の働きを邪魔している場合も。。。

いつものごはんを食べないと、パートナーを心配するオーナーは
「とりあえず大好きなおやつをあげておこう。」
「もっとおいしそうなペットフードをみつけなきゃ。」
「うちの子はグルメ(ワガママ)だから好き嫌いが多い。」

と、手あたり次第の行動をとりがちですが、食べない原因によって、対応策は異なります。

これからペットのプロを目指す方は、「なぜ食べないのか?」または「なぜ食べられないのか?」を探るためにも、オーナーから食事の内容、普段の様子、生活面などをしっかりヒアリングすることを心がけましょう。

 

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