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2021年05月12日(水)

豆知識

ペットフードの「保証分析値」ってなに?

フード

 

みなさんは、パートナー(愛犬愛猫)に与えているペットフードの裏ラベルに何が記載されているかをチェックされていますか。
「キャッチコピーやフードの説明は見るけど、裏ラベルは給与量くらいしか見ない」という方も多いのではないでしょうか。

 

実は、ペットフードの裏ラベルにはとても大切な情報が記載されています。
それは、「保証分析値」です。

 

ペットフードを主食としている犬や猫は、365日、毎日・毎食特定のペットフードだけを食べて生きているという場合も多いでしょう。そしてそれは、オーナーから与えられたものです。つまり、自分自身で体調に合わせた食事を摂ることができません。


だからこそ、人用の食品とは違い、ペットフードには「一定の栄養成分を提供する」という目的があります。
そして、ペットフードには、一定の栄養素の含有量が保証されるべきだと考えられています。

 

保証分析値に記載されている数値

保証分析値

栄養素として重要である「タンパク質」と「脂肪」は、最低含有量を保証するため「〇〇以上」の表示がなされています。つまり、「最低でもこれ以上入っていますよ」ということです。

 

一方で、「水分」「繊維」「灰分」は保証値より多いとフード全体のカロリーが低下したり、一定の栄養素を摂取できなくなったりする恐れがあるため、最大含有量を保証し「〇〇以下」の表示がなされます。つまり「最大でもこれ以下しか入っていませんよ」ということです。

 

ある意味、ペットフードに含まれる栄養成分は、人の食品よりも厳しいルールで表示されているということになりますね。

 

ちなみに、「粗タンパク」「粗繊維」などの「粗」は、ぱっと見「品質が低いもの?」というイメージがわくかもしれませんが、そうではありません。この「粗」は、「おおよそ、その栄養成分としてカウントしてよいもの」という意味です。

 

例えば、ペットフードのタンパク質の分析方法は、直接タンパク質の量を計るのではなく、食品に含まれる窒素含量を測定し、その値に係数を乗じた数値が使われます。(タンパク質以外の窒素分としては、アミノ酸やアミン、核酸などが含まれます)

 

パートナーがペットフードを主食とし、毎日・毎食与える場合は、ぜひこの数値に目を向けて「うちの子にはどういった栄養バランスが適切か」を意識して選んでみてはいかがでしょうか。


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