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2020年09月03日(木)

豆知識

シニア期用の食事に替えるのは、いつから?

犬ごはん3

オーナー(飼い主)の方から、「何歳になったら、シニア期用の食事に切り替えるべきでしょうか?」という質問をよくいただきます。

 

一般的に、シニア期とは「小型・中型犬や猫で7歳から」「大型犬では5歳から」と言われていますが、一概に年齢だけでは判断できません。個体差があり、またシニア期の身体の変化も、個体によってさまざまだからです。

 

では、どのように「シニア期」のおとずれを知り、食事を切り替えていけばよいのでしょうか?

 

老いのサインを知る

犬ごはん

シニア期が近づくと、体の内側・外側にさまざまな機能の低下や変化が訪れます。また、身体的、心理的、神経的にも変化があり、それにより行動も変化していきます。それらは「老いのサイン」です。言葉を話せない犬や猫の老いのサインを知ることは、シニア期の彼らの心と体の健康にとって、とても大切なことです。

 

「老いのサイン」に気づくためには、2つのことが必要です。


■若いうちからパートナーの「元気な状態」を把握する

元気な状態を知ることで、「変化」や「異変」に素早く気づくことができます。
目、耳、口、皮膚・被毛、など見た目、ウンチやおしっこの色や状態、食欲や飲水量、歩容や行動などを、チェックし、メモしておきます。朝の日課にしてもいいですね。


■シニア期に起こりがちな、身体の変化を知る

シニア期に起こりがちな身体の変化として、

・口腔内の異常
・視覚、嗅覚、聴覚の低下
・枯渇感の低下
・筋肉量の低下

などが挙げられます。

 

また、行動の変化として、

・呼んでもすぐに振り向かなくなった
・お散歩の距離が少し短くなった
・寝ていることが多くなった
・水を飲む量が減った

などがあるでしょう。


これら2つを知ることにより、パートナーの「老いのサイン」に素早く気づき、今の状態にあった食事を考えることができます。

 

ただし、シニア期の食事においては、1つ注意点があります。それは、

「急な食事の変更はしない」ということ。

 

特に、それまでの期間、同じペットフードを与えていた場合、シニア期だからと言って、急に食事を変更することはパートナーにとっては負担になる場合もあります。若い時以上に時間をかけて、少しずつ新しい食事に切り替えましょう。

 

「〇歳になったからシニア用の食事に変える」のではなく、パートナーの変化に気づき、その変化に合わせて、食事を考えることで、シニア期のQOLを上げ、「美味しく、楽しいシニアライフ」を送らせてあげましょう。



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