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2019年12月26日(木)

豆知識

もう迷わない。犬の手作りごはん『調理法』4原則

パートナー(愛犬愛猫)への『手作りごはん』に挑戦したい人のハードルになるのが

◎何を(材料)
◎どれくらい(量)
◎どのように(調理法)

作れば良いのかわからないということですよね。


今日は、そのうち【調理法】のギモンをすっきり解決!


「やっぱり生がいいの?」
「フードプロセッサーがベストなの?」
といったお悩みに答えます。


調理の前にイメージしよう。めいっぱい栄養を吸収するには…

食べたものは、すべてが身体に吸収され役立つわけではありません。

食材に含まれるさまざまな栄養素はこんな流れで身体をめぐります。

————–
1.吸収できる状態になるまで「分解」される
 ↓
2. 腸壁の絨毛(じゅうもう)から「吸収」される
 ↓
3.栄養素が体内に入り、「活用」される
 ↓
4.不要なものはウンチとして「排泄」される
————–

だから、調理法を考えるとき、まず大切なのは


◎目の前にある食材の内容と状態をみて『どんな調理をしたら、きちんと消化・吸収されるか』をイメージすること
◎パートナーに与えた後、うんちと体調はどうだったのかをチェックし、必要があれば調理法を調整すること


なんです。

『必要最低限の加工』を心がけよう

調理の役割は、

◎栄養素の分解と吸収を助ける
◎おいしい風味をつける

ですが、それによって【栄養素を失いすぎない】ように気を付けます。


だから、犬と猫の手作り食の調理には【必要最低限の加工をする】という考え方が大切になります。


素材別『調理方法 4原則』

「必要最低限の加工って?」を食材別にご紹介します。

—————————-

【1】肉
新鮮なものなら、栄養素を極力壊さない最低限の加熱をする


【2】野菜
栄養素を残しつつ加熱し、細胞壁をこわすくらい細かく砕く


【3】炭水化物
α化(*)することで消化しやすくする

*米や小麦など、生では消化できないでんぷんを、加水加熱によってふっくらと消化の良い状態にすること


【4】脂肪
極力酸化しないよう、熱変性に気をつける、オメガ3脂肪酸は生のまま使用する

—————————-

例えば、野菜について。

犬はしっかり咀嚼する習性がなく腸も短いので、植物の細胞壁「セルロース」を分解できません。

なので、植物の細胞内の栄養を摂るには、こんな方法で細胞壁を壊す必要があります。

◎さっと茹でる
◎フードプロセッサーで砕く
◎一度冷凍する
◎発酵させる


また、肉も加熱することで分子構造を「少し」壊せるので消化しやすくなります。


ただし、野菜も肉も加熱しすぎるとマイナスに!その理由はこちら。
 ↓ ↓ ↓
————-
◎加熱しすぎると栄養素はどんどん活性を失う

◎高温で炒めるとAGEs(*)が発生する

*タンパク質と糖が加熱されてできた物質。毒性を持ち老化を進める原因物質とされています。

————-

だから、消化を促せるレベルで「さっと炒める」「さっと茹でる」を心がけましょう。

 


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