犬と猫のための愛情クリスマスレシピコンテスト2021
入賞作品

「いいね」の受付は終了しました。

ストロベリーキャンドル

【1】レシピタイトル

材料

・鶏胸肉皮あり 300g
・ヨーグルト 60g
・生姜汁 少々
・じゃがいも 1個
・無調整豆乳 50g
・ブロッコリー 65g
・南瓜 100g
・カッテージチーズ 50g
・いちご 小5粒
・オリーブオイル 3g
・亜麻仁油 4g
・卵殻パウダー 6g
<飾り用>
・サンタクロースいちご
・無調整豆乳
・粉ゼラチン

カロリー

1107Kcal

作り方

<A鶏のペースト>
① 一口大に切った鶏肉をオリーブオイルをひいたフライパンで表面を焼く。水を少し足し蓋をして弱火で5分。蒸し焼きにし中まで火を通す。
② ①の鶏肉、水切りしたヨーグルトを入れ、フードプロセッサーにかける。生姜汁、亜麻仁油を加え混ぜる。

<Bじゃがいもペースト>
① じゃがいもを皮付のまま半分に切り、元の形に戻しふわりとラップ。電子レンジで8分ほどチンをする。
② 熱いうちに皮をスプーンで削ぎ、すりこぎで潰しながら豆乳を加えていく。
③ 2分ほど茹でたブロッコリーをミキサーにかけ、②に加える。(マッシュポテトの作り方で。)

<Cかぼちゃペースト>
① 一口大に切り、耐熱皿に入れ、水大さじ1を振りかけたら、ラップをふわりと被せレンジで2分チン。
② スプーンで黄色の部分のみ救い、すりこぎで潰す。

<Dカッテージチーズ>
① セルクルの片側にラップで蓋をし輪ゴムで止める。
② A-Dを好きに詰めていく。色合いを綺麗にするため、飾りで苺を使ってみました。
③ 1時間ほど冷蔵庫で冷やす。
④その間に飾り用のサンタクロースを作ります。無調整豆乳に粉ゼラチンで生クリームの代用を作りました。
⑤ 型から出していちごを乗せて完成です。

こんなパートナー向けのレシピです

健康ではあるが、シニアに足を踏み入れつつある中型犬。ビーグル オス 8歳 10kg
健康で青春期真っ只中、ミニチュアダックスフンド メス 2歳 5kg

※対象動物にとって1日と1食弱(1日2食与える場合)分のレシピ

レシピのこだわり・込めた想い

レシピを構成する上で気を付けたこと。
冬の時季、犬に与える影響
・陰気がもっとも強くなる。それにより身体が冷える。
・尿量が増える
・皮膚の乾燥。肉球の乾燥。
・膝、腰が痛くなる。腎機能の低下。

冬の施膳の原則
・腎陰を補う(補腎、滋陰のものを選ぶ)
・腎陽を補う食材を選ぶ。君薬を温性にする。
・腎陰を養う食材を選ぶ。甘味を多く取り入れました。
・気血の運行を促す。温陽活血のものを摂る。
・辛味の食材で、気血の運行を促す。
・健脾に心掛け、気血の生成を促す。

補陽を考え君薬に鶏胸肉。健脾も心掛けました。
補気を考え臣薬にじゃがいも、かぼちゃ、補腎を考えブロッコリー。
滋陰を考え佐薬にカッテージチーズ。ヨーグルト。
補陽の使薬に生姜を用い、クリスマスケーキを作りました。

我が子が安心して食べられるクリスマスケーキを考えに考えたら、お肉を使ったプチケーキにたどり着きました。
色彩(色味を出すこと)、食して安全な食材、栄養、薬膳的効能を考慮しましたが、総合的なバランスが難しかったです。

カラフルで楽しく、また可愛く綺麗なクリスマスケーキに仕上がったと思います。
10月から試作を重ねたため、苺が店頭になく悩みました。
クリスマスレシピということで、どうしても苺を外したくなくて、ネットで夏苺を見つけ、農家さんから取り寄せましたが、高くてビックリしました笑
これもまた良い思い出になりました。

この度は貴重な経験が出来ました。ありがとうございました。

出品者

きよとさん