ペットの食事と仕事 豆知識

犬猫の食事のお悩み、堂々の1位は「ごはんを食べない問題」です。
それに対してオーナー様(飼い主)が、例えば「うちの子はおいしいものしか食べないから」といった思い込みの原因だけを頼りに対処していると、根本解決には至りません。
当人の犬や猫にとっては「食べたいけど食べられない」「食べたくないから食べない」いずれかの理由があり、またそれにはさらに奥深い原因があるのです。
ごはんを食べない問題の、原因の探り方のヒントをご紹介します。
食べない理由は大きく2つ
1食欲不振で「食べられない」

病気や、環境の変化が体に影響を与えることが原因で『食べる・消化・吸収・代謝・排泄』のどこかに異常が起こると「食欲不振(=食べられない)」になります。
例えばこんな様子であれば「病気での食欲不振」を疑います。
・食べたそうにして食事に近づくが食べない
・口に食べ物を入れるがもごもごして吐き出す
<原因の一例>
◎歯肉炎で噛めない
◎肝臓病や膵臓病のため臭いで気持ちが悪くなっている
◎暑さで消化力が低下している
2食欲はあるけど「食べない」

オーナーの行動や環境が原因で「お腹がすいていない」「食べたくない」という状態になっている場合があります。
<原因の一例>
◎フードやおやつの給与過剰
◎水分不足
◎消化に悪い食べもの
◎短期間での食事の変更 など
例えば、主食フードを毎回残す場合の原因として、「フードの過剰給与」のケースがあります。その場合その子に合ったカロリー量を改めて計算し、それにあわせた量に変えてみていただくアドバイスをします。
原因にあわせて、改善につながるアドバイスを
原因は、病気が疑われる場合は病院での診断を促し、病気ではない場合はオーナーへのヒアリングを行い一緒に探っていきます。
なお、「食べない問題」に限らず、犬や猫の食事に関するトラブルは、「オーナーの行動や選択が招いている」というケースが多くあります。
ただ、正しい原因を伝えることだけがアドバイスではありません。良いアドバイスとは「オーナーに原因に気付いていただき、再発を防ぐ行動をとってもらえるもの」です。いきなり間違いを指摘するのではなく、原因として考えられる要因をさりげなく会話に取り入れるところから始めてみましょう。
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