修了生の声

愛犬の病気が教えてくれた、「食事のすごい力」

愛犬の病気が教えてくれた、「食事のすごい力」

及川 佐枝紀さま【17期生】

受講の動機

愛犬の病気がきっかけです。
1頭目の愛犬と暮らしていた頃は、私にペットの食事の知識はなく、特に食生活に気を配ることもしていませんでした。それでも大病することなく16歳まで長生きし、天寿をまっとうしてくれました。

一方、2頭目の愛犬は、迎えて早々に「腸リンパ管拡張症」であることがわかったんです。8歳の時でした。今思えば、若いわりには疲れやすかったり、たまに吐いたりということがありました。あるとき嘔吐下痢が激しくなったことで病院を受診、病名を告げられたのです。

獣医師からは、「超低脂肪の食事」をすすめられました。指定された食材は、ささみと、じゃがいもか白米です。
さっそく、指示どおりにささみとじゃがいもだけを与えてみたところ、なんと病気が見つかる前よりも体調がよくなったんです。さらには、やや重めであった体重を1kgくらい減量できました。すると、関節炎がやわらいで気になっていた歩き方も改善するという変化も。食事を変えるとこんなに変わるんだ、と驚きました。

ただ、やはりこの食材だけでは当然栄養の不足・偏りがあることへの不安と、愛犬が飽きてしまうだろうと感じたため、愛犬の体調がもう少しよくなったら、バランスのいいごはんを作ってあげたいなと考えていました。
そのためには知識が必要。ペットフーディスト養成講座には、そんな経緯があってたどり着きました。今はドライフードと手づくりごはんを半々であげています。手作りのほうは、ささみ・じゃがいもをメインにしつつ、さつまいもを使うなどして変化を持たせています。

受講してみての感想

理解しやすい教材だなと思います。スクーリング動画を見ながらの勉強はわかりやすく、スムーズに進められました。
一番気になっていた栄養学・手作り食は、重要ポイントである「食材の量と割合をどうするか」を習得するつもりでのぞみました。根を詰めて勉強した結果、だいぶわかるようになり、手作りごはんに反映できています。
もう少し深く学びたいと思うのは薬膳です。体を温める食材・冷やす食材など、もともと自分がイメージしていたものが実際は逆だったことを知ったり、体調や季節別の食材の選び方があることを知ったりと、とても勉強になりました。修了後ではありますが、興味がある分、もっと理解を深めていきたいジャンルです。

今後の目標や抱負など

まずは自分の子にしっかりと知識を使いつつ、ゆくゆくは他の人にアドバイスできるよう、活動を始めてみたいという気持ちがあります。現時点ではSNSなどを使って発信していけたらいいなと考えています。
そのためには、まだまだ知識をプラスしたり、視野を広げたりしたいですね。こちらの講座ではいろんなセミナーが開催されているので、まずはそれに参加して、自分と同じような悩みを持つ飼い主さんの力になれればいいなと思います。

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