修了生の声

セレクトショップを開業準備中。食事で悩む飼い主さんを助けたい

トリマー

セレクトショップを開業準備中。食事で悩む飼い主さんを助けたい

南 沙希さん【9期生】

ペットフーディスト資格取得のきっかけ

以前、東京でペットフード販売も行うサロンでトリマーとして働いていた頃、飼い主さんから愛犬の食事の悩みを聞く機会が多々ありました。また、トリミングに来る犬たちも、毛ヅヤの個体差が大きいことが気になり、漠然と「人と同じように犬も食事が身体に影響を与えているのかな?」と考えていました。

自分も愛犬と暮らすいち飼い主。「もし、それが正しいならば、良い食事を与えたい。」そう思い、店頭のペットフードについて知識を持ちたいと考えるようになりました。ただ、ネットで調べてみるものの、どの情報が信頼できるものなのか判断がつきません。そんな時、ペットの食事の相談サービス「ごはんの窓口」を知り、ちょうど愛犬の偏食に悩んでいたこともあって、カウンセリングを受けてみることに。

「ごはんの窓口」はペットフーディストの有資格者が働くお店。担当のスタッフに悩みを話し、アドバイスをもらったところ、その人が持つ食事の情報量と説得力に圧倒されたのです。「サロンのお客さまにもこんなことがお伝えできたらいいな。」率直にそう思いました。店頭でペットフーディスト養成講座の案内を受けた後、すぐに受講をスタートしました。

 

資格を取ってよかったこと、仕事への活かし方

まずは、その時勤務していたサロンで知識を使うつもりで勉強をスタート。
トリマー力アップのための知識とは違う内容にたくさん触れ、知らないことがたくさんあることに気づかされました。そして、「これらをもっと早く知っていれば、愛犬は偏食にならなかったかもしれない」とも感じました。

さらに学んでいくうちに、こんな思いがわき始めました。
「フードを販売するペットサロンはたくさんあるけど、そこに来店する飼い主様の多くは、食事に悩みがあっても誰に相談したらいいかわからないのが現状。東京なら少しは相談先があるかもしれないけど、私の地元・熊本あたりではきっとお困りの方が多いはず。」

そこで、地元でごはんの相談ができるお店を立ち上げることを決意。講座の受講中にペットサロンを退職、独立の準備を始めました。

また、偏食の愛犬のために手作り食をスタート。今でもすべて完食、というわけにはいきませんが、手作り食を始めたことで、ペットフードだけ与えていた時にはなかった「食いつきがよい食材・悪い食材は何か?」を知ることができ、次の一手を考えるのに役立っています。

今後の目標

まずはお店をオープンさせることが目下の目標です。
愛犬の偏食の悩みに対してペットフーディストの方からアドバイスをもらって感動した体験を忘れずに、今度はそれを自分が悩める飼い主さんに提供していきたいと思います。

 

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